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NHK PRECISION (THAILAND) CO., LTD.

ライダーなら一度は考えた事があるでしょう<安全>について...。高速走行で急ブレーキをかけた際ブレーキディスクは摂氏300℃を超える高温にさらされることになる。当社の二輪車用ブレーキディスクは高速走行時の制動効果の良さにより、安全性の高いブレーキディスクとして高い評価を得ています。 また、快適な運転を支えるパワーステアリング用ベーン、クラッチ用、トランスミッション用皿ばね等の自動車関連部品も生産し、<確かな技術で、安全で快適な走り>を支えています。

ブレーキディスク パワーステアリング用ベーン AT皿ばね ダイヤフラムスプリング


テクノロジーの融合が生み出すトライアングルパワー

現在、当社の精密技術を構成している重要な要素は<熱処理技術><塑性加工技術><研磨技術>の3つの技術です。どの1つが不完全でも品質の高い製品の提供に不具合が生じるために、常にどの技術も高い完成度を維持しています。また、これらの技術力は、新製品を次々に生み出し、あらゆる分野から多大な評価を得ています。

熱処理技術

素材の特性を生かし、強度、耐久性の向上を図るのが当社の熱処理技術です。最新鋭設備を導入し、つねに安定した品質の提供を考えると共に、製品が十分に機能を発揮する熱処理を研究し、実施しています。

CVD(化学蒸着)表面処
理装置
真空熱処理炉 ブレーキディスクの
焼入れ
ダイヤフラムスプリン
グの焼入れ


塑性加工技術

鋼などの固体に外から力を加えることによって、特定の部分を変形加工する塑性技術は、技術の可能性を大きく広げました。当社では主にねじの頭部成形工具(パンチ)の加工技術に活用。とくに微小ねじ用パンチを加工する塑性技術は、精密な技術の代表です。
ブレーキディスクの穴あけ パンチのホビング ダイヤフラムスプリングのプレス


品質管理

段階ごと厳密チェック - クオリティを追求する品質管理

当社では、材料調達から製造・出荷に至るまでをシステム化し、全社をあげて品質管理に努めています。これは各工程でのエレクトロニクスによる自動チェックや高精度計測器によるチェックを実施。また、品質の均一性を図ると共に工程の合理化を積極的に展開し、TQC体制の確立を推進しています。さらに顧客先と密接に情報を交換し独自の品質管理体制を実践しています。

日発精密工業品質管理体系図

各種測定機の一部をご紹介